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うめぼしの覚悟

【礒淵】

 うめぼし、って梅を干したやつなのかどうかいまだに分からんのだけど、その辺どうなっているのだろうか。
 干してどうしてかぴかぴにならないのだろうか。
 陰干しなのだろうか。
 
 調べてみたところ、塩漬けにしたのち日干しにして作るらしい。

 うめぼしはエメンタールチーズとか唐墨に比べれば身近な存在であるが、僕ははたして口にすることは多くない。
 梅干し味のスナックは定番の味で、口にするが、本物のうめぼしはめったに口にしない。
 食卓で出されれば食べなくもないが、自らすすんで、ということは少ないのだ。

 嫌いなわけではない。
 食べれば美味しいし、数粒食べることもある。

 ではなぜ食べないのか?

 それは、梅干しを食べるには覚悟を要するからだ。

 うめぼしは酸っぱいことが特徴で、しかもその酸っぱさは個体によって異なる。
 甘いものもあれば、安倍政権に文句を言いたくなるほど酸っぱいものもある。

 一口目、箸でつまんだとき、これはどのくらい酸っぱいのだろうか?という疑問符が浮かぶ。
 めちゃんこ酸っぱいかもしらん、エラが張るだろうな、こわいな、という具合に梅干しに対して「恐怖」する。
 その恐怖はごく微であるが、一瞬のためらいを生じさせる。
 
 もうひとつ覚悟が必要で、それは種の問題だ。

 うめぼしの種をどうすればいいのか困る。
 会食の場合、梅干しの種を吐き出すときに恥じらいが生まれる。
 もっとシャキと種を吐きだしたいものだ、といつも思う。
 
 口の中に箸を入れてつまんで出すのが最もきれいなものだが、訓練を要する。
 種に唾液が付着し、ツーっと口と種で唾液が橋を掛けたらどうしようかと思う。
 かといって、口から直接椀かなにかに ぬろっと出すのは気が引ける。
 一人で梅干しを食べるなら、種なんて庭にでも放ておけばよいのだが。
 もしくは、箸で果肉をちょっとずつつまみながら食べる。
 そもそも一口で済ませようとするのが間違いなのである。一粒を何度にも分けて楽しむべきなのだ。

 種を出した後も問題だ。
 種をティッシューかなにかにくるんでしまえば問題ないのだが、椀蓋かなんかに出した場合、食事が終わるまで醜悪な見た目の種を睨み続けて食事するしかない。
 無視しても、種はお前を見ている。
 だから食事も終盤にかかった時に梅干しは食べるべきだ。
 

 うめぼしは疲労回復に効果があると聞く。
 それはたしかにそうで、運動した後に梅干しのおにぎりを食べるとなんだかほっとしたりする。
 
 しかし、疲れてもなんでもないときに食べても、余計に疲れるだけだ。
 気苦労の絶えない奴である。



 

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