10代の影

 礒淵


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 え、タイトルからしてもう暗い。
 読む気が失せるようである。
 

 ここ2年くらい、どうして生きているのか分からなくなってきている。
 死んでもいいんぢゃね?と本気で思い、危ぶまれる瞬間すらごくたまにある。
 死ぬ時とは、どんな時だろう。
 それはわからないけれど、生きる目的を見つけたとき、もしくは知らずして達成した時に死ぬんかな、と思うこともある。
 
 20歳になってからというものの、感受性が落ちた気がするし創造力が見るからに落ちた。
 曲を作っても心に来るものが無くて、ボツにしてしまう。
 歌詞を書いても嘘にしか見えない。
 文章を書いても脳がしびれるような快感を得られなくなってきている。
 月を見て、花を見て、雨の匂いを嗅いで、春風に触れて沸き起こった詩情の沸点がどんどん高くなっていって、いくら温めても永久に薬缶の蓋を持ち上げることは無いのではないかと不安になる。
 ゆるやかにゆるやかにゆるやかに、10代の影は死んでいく。
 
 何かをしなければ。生きる目的を探さなければ。生きる理由に従わなければ。
 その焦燥感から、またお酒を飲んでしまう。お酒を飲むと余計に焦ってしまうのに。
 
 なんと恥ずかしい人間だろうと思う。
 僕の同い年の人たちは悩んでいてもこんな風に愚痴したりしないし、こんな小さな悩みなど克服しているというのに。
 感性が錆びていく、創造性が破壊されていく、10代のころに持っていた特別な力が薄くなっていく、皆はこの恐怖とどうやって戦っているのだろう。
 こんなことを一人で解決できないで、こんな文章にして、なんて弱い奴だ。
 幻滅してほしい。
 
 怖くて怖くてたまらない。
 これからどうなるのか?これからどうすればいいのか?
 毎日毎日一人でいるときはそんな恐怖が渦巻いて、トイレに流しても渦巻くし、布団にうずくまって午後。
 人はこの恐怖をどうやってやり過ごしているのか?やり過ごしてはいけないものなのか?もしかして、この恐怖が憑き纏いながら生きて死ぬしかないのだろうか?

 単に、忍耐力が無いだけの情弱の気がしないでもない。
 そんなことに悩んでいても仕方がないのだから、諦めて目下生活をするしかないのか。
 真面目に英語なりなんなりお勉強して、資格でも取って、そのうち就職して、損得のない人と身を固めて、子どもができて、何気ない幸せがあって、それを守るために働いて、生きて、死ぬ。
 それはそれでいいのかもしれない。
 素晴らしいと思う。家族のために生きるなんて、とても格好いいと思う。

 でも、それは嫌なんだ。

 それじゃあ、駄目なんだ。僕は。
 じゃあ、どうすればいい?どうすればいい、どうすればいい、どうすればいい、どうすればいい、どうすればいい?
 
 わからない。

 ひとつだけ、縋り付くことのできる藁があるとすれば「でも、それは嫌なんだ」と思えた心だ。
 これは10代の影だ。反抗心、反骨精神、普通になってたまるかという悪あがき、大人になれない影。
 「でも、それは嫌なんだ」は諦めが悪い、とも言えるが、やってみなくちゃわからないというかこの世に一泡吹かせてやろうくらいの力を秘めている。
 
 
 ここ2年くらいどうして生きているのか分からなくて、じゃあその前は分かっていたのかというと、やっぱりわかっていなかった、けれど問題にしていなかった。
 どうしてこうなったのかというと、体が強制的に大人になるにしたがって、心も自動的に大人になりつつあるからだ。
 いまが心の成長期、というわけだ。
 そしてそれに伴って、10代の影は死にかけている。
 10代の影を崖から落とさないと、僕は大人になれないだろうか?諦めの悪いへたな子どものままなのだろうか?
 でも、でも、でも、ここで僕が彼から手を離してしまったら、僕は僕でなくなってしまう気がする。
 彼を殺すことが心の成長だというのなら、僕は今のうちに死んでも構わないとさえ思える。

 怖いのは、気付かないうちに手を離してしまうことだ。

 なんか遺書みたいになってしまったけど、礒淵は元気で過ごしているし、LIVEもあるので全然生きていきます。
 駄文でした。 
 
 
 
 

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