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マカロンについての考察

 礒淵です。

 テスト期間中で現実的に余裕がないにもかかわらず、ここにきてのブログ更新で呆れる人も多いだろう。
 呆れてください。

 長いことブログをまともに更新していなかった。

 理由といえば、なんだかな、書く気がしないな、でも書いた方がよさげだよな、そんじゃらまぁ、とりあえず気つけに一杯飲みましょうかね、と、注ぐや否やたちまちにして空き缶と空き瓶、泥酔、翌朝ウヰスキィやら葡萄酒やらビアーの臭のする尿素を排出して心が軽くなったところで街を徘徊する、という低級な体たらくで、あはは、なんつて笑っていたのだけれども、精神的にはだいぶ追いつめられており、ろくに音楽も作れず、文章も書けず、ペンの持ち方も忘れ、創作意欲はあるにはあるのだがせむかたなくて、たとえ形になったとしても熱を帯びていない、精巧な詞が書けても死体のようにリアルなだけであって、もうだめだあ僕はおろろんおろろん、なんぞへらへらしてはいたけれども入水さえ辞さない状態であった、のだが、いざ自害しようとしてもなんとなく恐くてしょうもなく、死のうか死のうか、いややっぱり殺してやろうかお嬢さん、なんて6畳一間で思案していると淋しくなり涙が出ちまう、そこで涙の辛さを肴にアルコールを摂取すると具合がよくなり、死ぬのはもう少し後でもいいかぁ・だましだまし得心して泥のように眠る日々だったのだ。
 要するに、やや危ない日々を送っていたために、ブログを書いている場合ではなかったのだ。
 書けなかった。

 ああ、僕はベルトでドアノブに首を吊って死ぬんだな、と当然のように思い、帰宅するや否や遺書を書き始めた。
 おとうさん、おかあさん、おいしいお寿司をありがとう。
 おばさん、ケーキをありがとう。
 なんて誰かの遺書をパクッたりなんかしてないが、「書き毟る」と言えるだろうか、ガリガリと勢いに任せて筆を走らせた。何に悩んでいたのか分からない僕はその悩みについて無心で書き毟った。
 今なら、死ねる。
 圧倒的な、強固な意志だったと思う。
 アパートの鍵は開けておいた。遺体の発見が早く済むように。
 LINEもツイッターもFBも、消した。なにかの邪魔が入ったら蹉跌をきたすからだ。
 
 レポート用紙に書き毟り、自殺を正当化する論を打ち立てた。
 友達、家族へのメッセージを書き始めようか、というところで、自殺する気がとんと失せた。

 驚いた。

 自分で、何をやっているんだ、と呆れた。

 すぐに部屋の鍵を閉めて、SNSを復帰させた。

 形式にとらわれずに、乱雑に、心から出たままの言葉を書いてしまったことで、ずっとつかえていた魚の骨が取れたのだろう。
 かなりすっきりしたことを覚えている。

 ずっとずっと、誰にも相談できずに、自分とも向き合えずにいたことと向き合えた気がした。
 はじめて、丸裸の自分を見た気がした。

 
 文字に起こすことでテキストは鏡になり、自分の内面を見つめるようになる。
 紙のうえでは整理できていなくても、頭の中は整理できた。
 
 このとき、文学とはそういうものなんだ、と思った。
 自分とは何かを探求する学問だとわかった。
 それを、詩だったり文章だったり、形式や文脈に乗せて表現することが文芸なのだ。
 
 
 最近はまったくの快調で、空が美しいだけで笑い出すしまつでして。

 今日だって、マカロンについてブログを書こうと思ったほどに好調なのだ。
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